【実録】離婚がきっかけで自宅を競売、更に自己破産…。追い込まれた元経営者が半生を告白!

2019年08月29日(木)

「離婚がキッカケで競売になるってどういうこと?」
この記事のタイトルを読んだ方の多くが、このような感想を抱くのではないでしょうか。

まるでドラマのなかの話のように思えますが「一切フィクションなし実話」です。
自宅が競売にかけられるキッカケは、思いもよらぬところに潜んでいるのです。

「競売…他人事じゃないかも!」「自宅が競売にかけられるかもしれない!」と不安に思う方は、このインタビュー記事を是非とも読んでほしいです。
「自宅が競売にかけられたときに何をするべきか」わかるようになります。

登場人物

  • Tさん(当事者)
    自宅が競売にかけられた当事者

  • 担当スタッフ(訳あり物件買取センター)
    Tさんの物件を競売落札した弊社スタッフ

  • M氏
    司会進行をおこなうインタビュアー

インタビュー記事の概要

「自宅が競売にかけられた家主」のリアルな声を届けるインタビュー記事です。訳あり物件買取センター(当社)は、競売にかけられたTさんの自宅を落札した「落札者」という立ち位置です。

通常では、自宅を競売にかけられた家主と落札者が良好な接点をもてることはほとんどありません。しかし、当社担当スタッフのTさんに寄り添った対応で、交友が深まったことをキッカケに貴重なインタビューが実現しました。

通常、自宅が競売にかけられた方の「生の実体験」を聞く機会はほとんどないため、非常に希少性が高いインタビュー記事になっています。当然のことながら、自宅が競売になるかもしれない方、自宅のローン返済が滞っている方は、必見です!

最終的にはこの記事を通して、「自宅の競売を回避する方法」と「負債ダメージを最小限に抑える方法」について理解できるようになります。それでは早速、ご覧ください!

今回のインタビュー人間相関図

月間売上1000万円のコンビニオーナーとして、順風満帆な日々を送っていた

―Tさん、本日は、自宅が競売にかけられるまでの「リアルな実体験」を教えてくださるとのことで、本当にありがとうございます!貴重なお時間をいただき、感謝いたします。なかなかお聞きしにくいこともざっくばらんにお伺いしますが、どうぞお付き合いいただけると幸いです。

当社スタッフ: 当社は「Tさんの自宅の落札者」という立場でありながら、こうしてインタビューに応じていただけること、本当にありがたく思っています。本日はどうぞよろしくお願いします!

Tさん: はい、よろしくお願いします。「私と同じような失敗をする人を1人でも減らせれば」と思って、インタビューに応じる決意をしました。今日はざっくばらんにトコトン話します!何でも聞いてください。

―では早速、本題に入りますね。Tさんは長年「コンビニのオーナー」をされていて、仕事もすこぶる順調だったとお聞きしたのですが、実際のところどうだったのでしょう。

Tさん: そうですね。某有名コンビニ店のオーナーを30年近くやってきました。ピーク時は月間売上が1000万円を超えることもありました。妻と娘2人の4人家族で、とても幸せな生活を送っていました。

インタビュアー: 月間売上が1000万円?!コンビニってすごく儲かるんですね(笑)ご家族にも恵まれて、「絵に描いたような幸せ家族」だったのですね。

Tさん: はい、そうですね。仕事も家庭も順調で、まさか自宅が競売にかけられることになるなんて、思いもよりませんでした。

不倫が招いた家族崩壊。妻との離婚調停に。

―離婚がキッカケで競売にかけられたとお伺いしていましたが、そもそも、何がキッカケで離婚にまで至ったんでしょう?

Tさん: 大変おはずかしい話ですが「元カノとの不倫」です…。ひょんなキッカケで連絡を取り合うようになり、最終的には不倫関係にまで発展してしまいました。どうあがいても自分の責任ですが、そのことがキッカケで妻との関係が破たんしました。

インタビュアー: そうだったのですね。1度きりの過ちだったとはいえ、奥様との間に亀裂を招く原因になってしまったのですね。

Tさん: そうですね。最終的には2年ほど前に離婚届を突き付けられ、1年ほど前に妻と娘たちは家を出て行きました。

インタビュアー: 心中お察しします。

経済的破綻に追い打ちをかけるコンビニのフランチャイズ契約

―離婚後はどのようなことが起こったのでしょうか。

Tさん: 「コンビニのフランチャイズ契約の解除」です。

インタビュアー: え?!どういうことですか?

Tさん: コンビニチェーンによって異なるのかもしれませんが、私がフランチャイズ契約を結ぶときには「夫婦で運営すること」が前提条件の一つになっていました。そのため、離婚すること自体が、フランチャイズ契約に抵触するような感じでした。最終的には「フランチャイズ契約の解除」が言い渡され、コンビニは廃業することになりました。その時点でニートになってしまったも同然です。がく然としてしまいました…。

インタビュアー: そんなことがあったのですね…!本来、仕事とプライベートは完全に切り離されるのが当たり前なのに、「離婚の自由」まで奪われてしまうなんて。“奴隷契約”同然ではないでしょうか。
昨今、コンビニのフランチャイズ契約については、24時間営業の問題が取りざたされていますが、正直、それ以上のインパクトがあります。

Tさん: おっしゃる通り“奴隷契約”そのものだと思いました。コンビニの実名を公表したいくらいですよ。でも、自分が蒔いた種からの惨事なので、もうどうすることもできないですね…。

インタビュアー: お聞きしづらいお話を打ち明けてくださり、本当にありがとうございます。

Tさん: コンビニの奴隷契約の恐ろしさは、契約解除だけではありません。離婚による廃業は「違約金の支払い対象」になりますので、毎月支払っているロイヤリティの数か月分を支払わなければなりません。
また、コンビニ内に設置している設備・機器類は「リース契約」が前提ですので、残っているリースの残債も支払わなければなりません。
そうした負債の積み重ねで、とんでもない額の借金を抱えてしまいました。フランチャイズ契約は、夫婦で共同名義のものなので、妻にも負債がのしかかりますしね。

インタビュアー: フランチャイズ契約の解除通告は、想像以上に恐ろしいものなのですね。コンビニのフランチャイズを始めようとしている人は気をつけなければなりませんね…!

Tさん: 結局、離婚がキッカケで、「仕事」と「家庭」の両方を一気に失ってしまいました。それに加えて「借金」がのしかかってきたような状況です。

インタビュアー: それは大変でしたね…。本当に痛ましい状況だったのではとお察しします。

自宅が競売になったときには、自分の共有持分だけでも「任意売却」を!

Tさん: そんなこんなで、借金もある状況でしたから、「自宅の住宅ローンの返済」が滞るようになってしまいました。最終的には、自宅が競売にかけられるまでに至りました。

インタビュアー: そうだったのですね。フランチャイズ契約の解除は、想像以上のダメージを与えましたね。とても怖いです。

担当スタッフ: 競売にかけられる前に「任意売却」という手段もあったかと思うのですが、なぜ実施しなかったのですか?

Tさん: 競売から逃れるには「任意売却」しかないと、私自身も思っていました。当時、不動産の売買を生業にしている事業者に相談した際にも、当然のことながら「任意売却」をすすめられました。私の自宅は「妻と共有名義の物件」だったので、妻側の弁護士を通じてその話をしたのですが、任意売却は断られてしまいました。

担当スタッフ: 本当ですか!?なんとも信じがたいお話ですね…!競売にかけられると自宅は二束三文になってしまうというのに…。競売が始まる前に「任意売却」の手続きをとれば、普通の物件と同じように適正価格で買い取ってもらえるから、手元に残るお金も断然増やせたでしょうに

Tさん: そうなんですよね。妻および妻側の弁護士が、なぜ「任意売却を蹴ったのか」、本当に不思議でなりません。とにかく信じられない気持ちでいっぱいです。

インタビュアー: そうですね。奥さんもフランチャイズ契約の負債で膨大な借金があるはずでしょうに、どうして少しでも負債を減らす助けになる「任意売却」を行わなかったのでしょうね。

担当スタッフ: ちなみに、Tさんの共有持分は4分の3だとお聞きしていますが、その共有持分だけ、相談していた事業者に「任意売却」することはできなかったんでしょうか。

Tさん: え?そんなことできたんですか?すみません、お恥ずかしながら、そのような知識は一切ありませんでした。任意売却するなら、私の4分の3だけではなく、妻の4分の1も併せて、すべての権利を売却しなければならないと思っていました。そうではないのですね…。

インタビュアー: Tさんが持っている4分の3の共有持分だけ、不動産事業者が買い取ることもできるということですか?

担当スタッフ: もちろんできますよ!Tさんの相談にのった不動産事業者は、なぜそのようなことを教えてくれなかったか疑問でなりません。Tさんの負債を少しでも減らす唯一の手段は「自分の共有持分だけでも任意売却する」ということ以外ありませんから。競売で売り払うよりも、残債に充当するお金がもっともっと増やせたはずです。任意売却の知識があっても、持分のみ現金買取できるプロではなかったのかもしれませんね。

Tさん: そうだったんですね。後悔先にたたずですが、早く訳あり物件相談センターさんと出会えていれば…と思えてなりません。

不動産業者の誤った知識で、自宅は二束三文に

―話は変わりますが、競売にかけられた自宅の売値はどれくらいだったのですか?

Tさん: 私たちが神奈川県で購入した物件は、最寄り駅から徒歩30秒で平成11年の新築・南西角部屋3LDKの間取り、総面積は63.36㎡といった物件でした。しかし、競売にかけられたときには「二束三文」そのものです。築20年時点でつけられた売値はたったの2000万円台中盤でした。

インタビュアー: 本当ですか?!競売は恐ろしいとは聞いていましたが、そこまで安い値付けがされるなんて、はなはだ信じられません…!

担当スタッフ: 競売というものは、競売物件を「売り切る」ことを前提に値付けがなされますので、とんでもない価格で売りたたかれるのが日常茶飯事です。Tさんのように、信じられないような値付けがされることは、決して珍しいことではないんです。

インタビュアー: そうなのですね…!競売は、自宅を「二束三文」同然で売りたたかれるということが、よくわかりました。

担当スタッフ: それにしても、Tさんの自宅はかなり荒れ放題でしたが、何かあったのでしょうか。ちょっと気になりましたもので。

Tさん: 妻と娘が家を出て行ったときに、荷物などをぐちゃぐちゃに散らかしたままにされてしまったのです。妻たちが出て行ったのは競売の1年ほど前ですが、彼女たちの荷物がとても多かったので、私としても、手のほどこしようがない感じでした。競売がかけられるまでは、私もそこに住んでいましたが、毎日14~15時間以上働いていましたし、家のことまで気がまわらない状況だったのです。

担当スタッフ: リフォーム事業者に確認したところ、トイレ・バス・キッチンについては、リフォーム修復が不可能で、全交換しないとダメだという状況でした。

Tさん: 不動産事業者からは「競売になるなら、多少汚れていたって、ゴミが散らかっていたって大丈夫」と聞いていましたが…。

担当スタッフ: それは「完全に誤った情報」です。競売では、室内の状況も厳しくチェックされますから、なるべくキレイにしておいた方がよいのですよ。もう少し室内をキレイにしておけば、競売価格はもう少し高くなっていたはずです。大変残念な話ですね。

インタビュアー: 正しい知識をもたない不動産事業者から、誤った情報を伝えられていたのですね。

Tさん: お恥ずかしながら、今日はじめて知ることばかりで、とにかく驚きの連続です。正しい情報をもとに親身にサポートしてくれる不動産事業者を見極めなければならないのだと思いました

時系列(※インタビュー時点より)

約30年前
コンビニオーナーを始める
2年前
妻との離婚
1年前
コンビニフランチャイズ契約は打ち切られる
住宅ローン支払いが滞る
3つバイトの掛け持ちを開始(14~15時間労働)
約半年前
妻へ任意売却の相談。断られる。
競売通知が届く
2か月前
当社で競売物件の落札
落札物件にて、T氏と初めての面会
現在
破産申請中

Tさんの現在の状況について


実際の破産申請書

インタビュアー: 離婚がキッカケで自宅が競売にかけられるまでに至ったのは間違いないですが「任意売却に関する知識と経験が豊富な不動産事業者」と出会えるか否かは、もっと重要なことですね
話は変わりますが、Tさんの現在のご状況はいかがでしょうか。

Tさん: 結局、「コンビニの違約金(ロイヤリティ数か月分)」「コンビニの設備リースの残債」「自宅のローンの残債」がものすごい額になっており、完済することはむずかしいと判断しました。苦渋の決断ではありましたが現在、破産申請中です。

インタビュアー: そうだったのですね。心中、お察しします。大変お辛い状況の中、インタビューを受けてくださり、本当にありがとうございます。Tさんのお話は、競売などで窮地に追いやられた方の助けになる貴重なお話ばかりでした。インタビューに応じてくださり、本当にありがとうございました。

担当スタッフ: Tさん、インタビューにご協力くださり、本当にありがとうございました。インタビューに応じてくださったご厚意、心から感謝申し上げます。

Tさん: 自分の経験が、住宅ローンの返済で苦しんでいる方の参考になれば嬉しいです。ありがとうございました。

実際の破産申請書

知らないことが招いた大惨事。「相談相手」を見極よう!

いかがでしたでしょうか。この記事が「自宅が競売にかけられるかもしれない!」と不安を抱いている方の参考になりましたら、我々一同、嬉しい限りです。
改めて整理しますと、住宅ローンの支払いができなくなった際に行うべきアクションとしては、以下の通りです。

自宅が「家族との共有名義」の場合のステップ

  • 1.自宅の権利を所有する家族と相談して「任意売却」のメリットを伝える
  • 2.「任意売却」に応じない場合は、自分の共有持分だけでも任意売却する方向で検討する
  • 3.任意売却に精通した「不動産買取事業者」に連絡する(当社がおすすめです!)
  • 4.裁判所や銀行に自分の持ち分だけ「任意売却」する旨を報告する
  • 5.自分の持分だけ「任意売却」で不動産買取事業者に買い取ってもらう
  • 6.自宅の共有持分の売却益を「住宅ローンの残債の返済」に充当する

上記はあくまで「緊急措置」です。そもそも大前提として、住宅ローンの滞納自体が絶対にやってはいけないNG行為です!住宅ローンの支払いができなくなったら、銀行から「督促状」が届く前に、より早いタイミングで「任意売却」や「銀行にゆるやかな返済計画への変更の相談」などを行うことが大切です!

また、不動産買取事業者は、自分がもっている共有持分だけの買取もできますが、なるべく家族を説得して「家の権利をマルっと売却した方がよい」です。そのほうが割高で査定されるからです。覚えておきましょう。

詳しくは、以下の記事もチェックしてください。競売を免れるために必要な情報が網羅されています。「住宅ローンを滞納し続けるとどうなる?」と「住宅ローン返済方法」という項目が特に必見です。

突然、連帯保証人の妻が住宅ローン滞納で届いた真っ赤な督促状。 円満夫婦の幸せ家族から借金地獄で離婚危機へ

「任意売却」のメリットとは?

競売にかけられた物件を「任意売却」することで、普通の物件の買取と同様の価格水準で値付けされます。自宅の住宅ローンの残債がゼロになるわけではありませんが、ローンの返済に充当するお金を増やせる点で圧倒的にメリットがあります。任意売却の方が「高額査定」されると覚えておきましょう。

競売にかけられるかも!となった際には、任意売却に精通した「訳あり物件相談センター」まで、ご相談ください!東京・神奈川で訳あり物件の買取実績ナンバーワンで、30年近くもの経験があるため、ご相談者さまのお悩みを軽減する自信があります。

【売却をお急ぎの方はこちら】

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対象エリア東京都・神奈川県

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